成果を出す集中環境は自らつくっていくもの

みなさんはいま、自分が最も集中できる環境を見つけることができていますか?

将棋の雄、羽生善治氏は集中力を作り出す方法についてこのように述べています。

集中力は、人に教えてもらったり、聞いて身につくものではない。

勝負どころでの集中力を発揮するには、集中できる環境を自らつくり出すことこそが大切だと思っている。

ということで今回の記事では、自分で集中できる環境を見つけることが仕事の成果にも繋がりますよ、という主張を経験を交えて話そうと思います。

筆者は昔から「どのようにしたら集中力を保つことができるのか」という問題について、長いこと考え実践してきました。

と言うのも私は、幼少の頃から一つの場所にとどまることが難しい子供で、大人になっても机にずっと座ってPC作業をするのが難しい性格を持っていました。

自分でもよく現在の仕事ができるまでになったなあと感心するほどですが、それは自分にとってベストな集中できる環境を試行錯誤して見つけられたからです。

音楽を聴きながら作業したほうが捗ると考えた時は、ずっとお気に入りの曲を流していたり、立ちながら仕事をしたほうが良いと噂を聞けば取り入れたり、自分が良いパフォーマンスを出すためには何がベストなのかを延々と探し続けていました。

ある時、私が尊敬しているRHYMESTERという音楽グループのメインMCである宇多丸さんがとあるインタビューで「僕は無音のほうが集中できます。」という旨のコメントをしていました。

本当に何気ない一文でしたが、自分にとっては衝撃的でした。

音楽をやっていて、とてもクリエイティブな人なのに、集中するときは無音だなんて。

自分の中で勝手に音楽を聴きながらのほうが集中できると思い込んでいましたが、無音を意識して作業をしてみたところ、パフォーマンスはかなり上がりました。

そのことで自分は、集中するために他のことを気にしすぎて集中できていなかっただけ、という誰でも普通は気づくよなということにやっと気づいたわけです。

その自分の特徴を知ってからは、それまで仕事に取り掛かるまで何十分もかかっていたが嘘のようにすぐに集中することができるようになりました。

その結果、仕事のクオリティは上がるのに作業時間は2/3になり、好きな映画を観る時間が増えました。

しかし、無音で作業をやるなんて中学生でも分かりそうなこと。

なぜすぐに気づくことができなかったのか、それは自分に対する思い込みが原因だと自己分析します。

〜はこうなはずだ!という思い込みが、本当は自分はそう思っていないという微弱電流のような本音を打ち消してしまっていたんだろうと。

でもそこで、自分の尊敬する人の言葉を取り入れたことによって壁は解消されました。

そしてその壁は、試行錯誤したあとの自分でないと壊せないものでした。

筆者は珍しいタイプかも知れませんが、もしこの記事を読んでいるあなたが、何かでどうしても上手くいかないということがありましたら、自分の尊敬する人を思い浮かべてこの人だったら何を言うだろうかと想像してみるといいかもしれません。

集中力とはだいぶ話がそれてしまいましたが、要するに他者の声に耳を傾けつつ試行錯誤をすることは決して無駄ではないということです。

それでは今日はこのへんで。